シングルスピードの自転車通勤はあこがれであり、圧倒的にかっこいいですね。なんといっても、シングルスピードの自転車自体がシンプルでかっこよく、街によくあいます。 でも、ギアが変更できないので、のぼり坂などを考えると不安ではないですか?
シングルスピードの“メリット”と“デメリット”を一度ゆっくり考えてみた上で、自分にあう通勤用のシングルスピードの自転車を選んでみませんか?
また、海外では、ここ数年で、シングルスピードのe-BIKEが注目を浴びています。日本ではまだまだ比較できるほどの機種は存在しませんが、それでも、新製品が発売されはじめ、市場が広がる予感があります。シングルスピ―ドの良さを再認識するとともに、e-BIKEの良さもご紹介します。 e-BIKEなら、シングルスピードの弱点をモーターが解決しているので、一考の価値はあるかと思います。
目次
1. シングルスピードで通勤する4大メリット
ミニベロは収納・駐輪スペースが限られている人に、ママチャリは荷物・子供を運ぶ人にむいているように、シングルスピードは通勤・街乗りにむいています。特に平坦な道が多い街乗りに向いています。私が、シングルスピードを街乗りにおすすめする理由は次の4つになります。
1.1 みためのかっこよさとオリジナリティ
かっこいい自転車にのりたいし、かっこいいとみられたいですよね。シングルスピードの一番の良さは、見た目のかっこよさ。すっきりしたそぎ落としたところに美しさにあります。シングルスピードは比較的シンプルでくせのないデザインの車体が多いので、ON/OFFともに使えます。また、作りがシンプルなので、自分だけのオリジナルパーツに変更しやすいです事も特徴の一つです。パーツ変更だけでなく思い切って、ボディーを好きな色に塗り替える事もできますので、色変更に挑戦するのも楽しいかもしれませんね。
1.2 手が汚れるギア外れがなし
ギアの変更がないからギア外れがない。通勤途中に元も嫌な事は、パンクとギア外れですよね。急いでいるのに、手が汚れるし、膝を地面につけることも多々あります。スーツを着ている時は、もう最悪です。スカートでも最悪でしょうね。シングルギアなら、少なくともギアはずれの心配はいらないですね。
1.3 楽なメンテナンス
毎日使用するものなので定期的なメンテナンスが必要になりますが、とにかくメンテナンスが楽です。単純に考えても、ワイヤー、変速機、ギア、それらの総合的な微調整がなくなります。変速機の調子が悪い時、調子の悪い原因を見つけられない事もしばしばありますよね。クリーニングだけで解決すればいいですが、そうでない時は一苦労です。メンテが楽で長持ちしてくれるのは助かります。
1.4 軽量車体で安全運転
とまりやすい!街中では、スピードも欲しいが、止まりやすい事が最も大事で、安全運転の基本です。自転車が軽くなると、止まりやすくなります。通勤となると安全運転はもっと大事です。通勤中の事故は、個人の事と片付けられずに、会社まで巻き込むことになります。くれぐれも安全運転を心掛けてください。運転が楽になる事や、取り回しが楽になることが軽量化のメリットとしてよく話されますが、安全面からみてもメリットがあります。
2. シングルスピードで通勤するには向いていない3つの状況
私はシングルスピ―ドが大好きで、通勤にも向いていると思っていますが、全ての人や全ての通勤路を考えていくと、デメリットが大きくなることもあります。そうなれば、シングルスピードで通勤する事をあきらめるのも選択肢だと思います。ここに幾つかのシングルスピードが通勤に向かないケースをご紹介します。
2.1 坂道が多いときつい
坂道はシングルスピードの最も苦手とする場面です。週末の坂道はトレーニングと笑えますが、通勤はそうはいかないと思います。汗だくで出勤は絶対にやめておいた方がいいです。会社でシャワーをあびたり、着替えたりできればいいですがそうでないと、おすすめできないです。
2.2 近距離でSTOP&GOが多い通勤路
Stop&Goの繰り返しは、坂道の次にきついです。それでも、一旦走り始めて快適なスピードになると乗っていて楽しいです。それが、1~2㎞という近場の通勤となると、快適なスピードで運転でき時間がなく、脚に負担がかかるだけの通勤になります。これもやはり、おすすめできないですね。
2.3 荷物が多い人や手提げのビジネスバッグの人
シングルスピードの良さはキレイでシンプルなフォルムです。荷物もメッセンジャーバッグや、多くてもバックパックに入りきらないと、キャリア(荷台・かご)が必要になります。ママチャリみたいなキャリアを付けて、手提げのビジネスバッグをいれた、シングルスピードって、、、見ていて、悲しいですよ。キャリアもトップシートバッグやサドルバッグなど、少しおしゃれな要素がはいってくるとまたアクセントになって良い時もありますが、やはり容量がかぎられているので、限界がありますね。絶対見た目も大事です。
3. おすすめのシングルスピード2選
シングルスピード2機種をおすすめします。機能的な差があまりないのがシングルスピードの特徴です。ギア比の設定も乗り慣れてくれば、自分にあったもの、道にあったものを選べますが、「最初はみた目、直観できめる」でよいと思います。
3.1 シングルスピードは FUJI DECLARATION
日本のシングルスピードといえば、FUJIだと思います。そのラインナップ中から、クロスバイクといえばDECLARAITON。パンクに強いタフなシックスリックタイヤを採用している為、通勤に適しています。またフリーギアと固定ギアが標準装備となっているので、お値段以上。また、鋲打ちサドルやリムハイトが高いホイールなど、他と違いかっこよく、FUJIらしくていいですね。 初めてのシングルスピードから上級者まで幅広い方々に対応しています。
3.2 アメリカ老舗ブランドのSCHWINN CUTTER
SCHWINNの代名詞といえば、クルーザーです。曲線的でスタイリッシュなデザインのクルーザーだけでなく、実はストレートでシンプルなクロスバイクも出しています。シングルスピードは機能を競うより、デザインや印象第一でお勧めしています。シングルスピードといえど、更にオリジナリティをだしてみたい方には面白い逸品だと思います。
4. e-BIKEでシングルスピードの2大弱点を克服!!
シングルスピードは通勤にむいているのですが、それでも「坂道」と「こぎだし」という弱点があり、まだまだ最強ではありません。「シングルスピード」に「e-BIKE」が足されると、弱点がなくなり、最強の街乗り・通勤モビリティとなります。
4.1 坂道がとにかく、らくで楽しい
e-BIKEなら大概の登り坂は平坦な道と一緒です。シングルスピードの最も苦手な坂道もe-BIKEなら問題なし。坂道に出くわすと、シングルスピードなら、ふとももパンパン、その次、たちこぎ、それでもだめなら、押して歩くしかなかったと思います。坂道がくると憂鬱になっていたかもしれませんが、もうそんなことはありません。e-BIKEなら、ほとんどの坂道は座った状態でのぼれ,それほど疲れないです。
4.2 軽快な漕ぎだしからの加速
シングルスピードの弱点2番目の「漕ぎだし」がとにかく軽い。坂道クリアすれば、次に疲れるのは、Stop&GOの漕ぎだし。通勤なら、行きはできるだけ汗をかきたくないものですよね。運動量が多いのは、坂道と漕ぎだし。e-BIKEなら、それほど、漕がなくてもいいから、疲れないし、汗もかきにくいです。漕ぐのが軽くてらくになり、汗をかきにくいのは、通勤には大きなメリットと思いますよ。
5. おすすめのシングルスピード e-BIKE 2選
シングルスピードのe-BIKEは、国内ではまだまだ見つからないというのが現状です。そこで、特徴のある2機種をご紹介します。
5.1 (e-BIKE)次世代型、スタイリッシュ、新興ブランドのMusashi Velo CS 01
e-BIKEの中では珍しいシングルスピードを前面に打ち出した、新興ブランドのMusashi Velo CS 01が総合的に見てすごい。デザイン、性能、革新性、価格とバランスが取れています。変速いらずのモノギア(シングルスピード)設計は、e-BIKEの歴史をかえる発想と技術力になります。踏みだしの軽さ、トップスピードまでのスムーズなサポート、坂道でも変速ギアを必要としないその乗り心地は驚きです。また、インチューブ(バッテリー本体内臓)方式を採用したミニマムデザインは、その漆黒の美しさを引き立て、今までのe-BIKEと一味違うシルエットになります。価格も抑えられていて、絶対おすすめの一台です。
5.2 (e-BIKE) 軽すぎる電動アシストクロスバイク シルフィード700C
電動アシスト自転車の弱点である重量を克服し軽量で自転車本来の走り、自然な走行フィーリングを重視した電動クロスバイクがシルフィード700Cになります。必要以上にアシストに依存しないように、抑えめの5Ahのボトルタイプバッテリーでe-BIKEの良さを限定的に取り入れ、シングルスピードの良さをほぼそのまま継承しています。カラーも4色ありどれもセンスの良さを感じます。
シングルスピードがなぜ通勤や街乗りにむいているかわかってもらえましたか?また、シングルスピードのe-BIKEはまだまだ黎明期ですが、すでに、おもしろい商品も市場に出始めています。「シングルスピード」+「e-BIKE」=「最強」と思いMusashi Velo CS01を開発しています。実用的で、かっこよく、美しいデザインの自転車をこれからもご紹介していきます。
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